by hidemaro2005
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twitter上で興味深い話題が持ちあがっていたのでロムしていた。イカ娘というアニメキャラを函館市電のプリペイドカードである「イカすカード」とコラボレーションしようという、小さなつぶやきから、公開ブレーンストーミングまで広がりを見せていた。函館の人だけではなく、全国規模でその参加者が増えていたが、私のように発言せず、フォローしてロムをしていたものも多いはずだから、その数は結構なものになっただろう。
たった1日のうちにそこまで広がるとは、たいした世の中になったものだとおどろきもしたが、twitterの持つ力とはこういうものもあるのかと妙に感心したのは事実だ。 関連ブログURL→ http://blog.livedoor.jp/sinpost2-labo/archives/1531812.html その昔、まだ携帯電話もパーソナルVTRもなかった頃、同じような青臭い議論をしたことがあった。それは、廃墟に近い金森倉庫や旧函館郵便局の煉瓦造りの建物をリフォームし、イベントホールやショップモールを作ろうという話題だった。オイルショック後の函館は極端に不景気であり、元気がなかった。観光客も函館山か五稜郭の桜程度であったし、函館は連絡船への長い通路にごろごろと寝袋が転がる、「かに族」の出発点ぐらいでしかない、今よりずっと泥臭いイメージがあった。 その頃はこの計画は夢物語であり、だれもあんなうら寂しい倉庫群が観光資源になるなんて思ってもいなかったから、不良高校生がたまり場にしたいような、単なるそんなイメージにしかとらえられなかったろうし、だいいち今ほど若者の発信力がなかった。また、コンセプトも、まちづくりと言うより、「自分たちが楽しみたい」という幼稚なものでもあったため潰えてしまったが、時代の妙か、バブルを経て、あの頃思った以上の変貌ぶりに、一度函館を離れて戻った来たときには、驚きを隠せなかった。たしかに、その可能性の目はあったのだ。 この事は、決して侮れないことだとおもった。たとえ今はほほえましい小さな事かもしれないが、若者の青臭い感性というものはどこか真実を突く。ただそのベクトルや戦略が未成熟なため、結実しないことが多いのだ。だから、これらのモチベーションを様々な知恵が支援していくのは、大きな流れにつながる。昔からこういった大きな流れの一番はじめは、このような青臭い感性からはじまるからだ。そして、いつしかマチを元気にしていくのだ。それは、形にとらわれての活動ではない。組織を作って進めるものでもない。 実は個人の青臭い実行力がそれを進めていくのだ。 函館出身の東京の大学生が、これを進めている。コンセプトはまだ幼い感じがするし、実行には課題もあるが、ダメな理由を探すより、温かく見守り応援していきたいものだ。
by hidemaro2005
| 2010-11-26 10:43
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