by hidemaro2005
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【乙女たちの祈り】
地震から4日経ち、様々な動き、そして情報も明らかになってきた。TVではようやくスペクタクル画像の垂れ流しが少なくなった代わりに、原発や停電などの混乱状況を伝えている。唯一通常番組を流している局も、食料が欠乏している中において、グルメ番組を再放送で流すなど配慮に欠けるのはよく考えれば情けないことだ。 それはそれぞれで必要なのかも知れない。なぜなら、皆一様にそれぞれ「困って」いるからなのだ。そのことについて高見から四の五のいうべき問題ではない。だれだって皆自分の正義を信じて行動しているのだ。この事はある意味、日本人の国民道徳の健全さを見せているからなのだろうと思う。 たとえば原発の修復ミッションに当たっている人は見えない「放射能」のリスクを覚悟で事に当たっているし、夜を徹して救出作業に当たる自衛隊、消防隊、消防団、警察、そして海外からの救援隊もみな、危険を犯して捜索に当たっている。 72時間過ぎて、「遺体」を扱うことも多いであろう。実は遺体というのは本当にリスキーなものなのだ。動物の体というのは、抵抗力がなくなると、とたんに様々な細菌リスクを生じる。防腐処理をしないで放置された遺体は、さまざまな感染リスクを伴う。それを承知で作業に当たる隊員に対し、不満を漏らすのは、気持ちはわかるものの「礼儀」に欠ける行為だと思う。マスコミはもっとこういう人たちの活動に光を当ててほしい。 この未曾有の国難に、すべての人がベストを尽くしているはずなのだ。ただ、どうしていいのかわからない。リーダーが見えない。しかも、記者会見では些末な質問に終始し、指揮に当たるべき政府にいたずらに不要なエネルギーを割かせている。今必要なのは、今後の正常化に向けるシステム作りに全力を挙げなくてはいけないのだ。 しかし、こういうときにリーダーを立てると、「独裁」になるのではないかという危惧があるから、なかなか明確には出来ない。しかし、こういうときには、意志決定が明確なリーダーと、その意を体する現場監督が本当に必要なのだ。 だが、日本の場合少し違う。「道徳のよりどころ」があることにより、あちこちで「現場監督」が自然発生的に生まれる。これは日本の国柄だと思う。 だから、今、必要なのは、災害の全体を掌握し、情報を一元化できるコーデュネーターと「情報管理局」なのである。国民は皆、「心を痛めている」このパワーを整理し、具現化する存在が必要だ。マスコミは批判や学者の能書きで時間をつぶすより、「情報収集」に徹することが大事なのではないのかと思うのだ。 いまだに妻の友人の消息が知れない。避難所にいる人をインターネットで検索できるから検索しようか?という問いに、彼女はこう答えた。 「う~ん・・・・・・返事待ってる方が、いいかな。まだ希望が持てるから。」 生々しい映像や、不安をあおるような学者の解説情報を垂れ流すよりも、もっと情報がない人たちに元気や「希望」を持たせてくれるような報道を、マスコミは少しでもしてくれたら・・、と思う。 ↓お気に入りいただけたらお願いします にほんブログ村
by hidemaro2005
| 2011-03-14 22:30
| 世相
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