by hidemaro2005
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まぁ、とかく反対派というのは、いろんな説を出してきますし、もちろんかつて原発事故前には、「原子力は、CO2を出さないクリーンエネルギーでございます」と、最初に政権交代し、いまは惨敗した某政党の「マニフェスト」にもしっかり書かれてございました。(*`▽´*)
では、今脚光を浴びておるところの「再生可能エネルギー」とはどんなモノなんでございましょうか。今言われてるのは、「風力発電」とか「メガソーラー」とか「地熱発電」などと言ったモノがクローズアップされてます。しかしながら、かつての「原発」の時のように、まんまとだまされないよう、いろんな観点から十分検証しなくっちゃなりませんな。これは、知識社会に生きるあたし達としては当然の行動でもありますよ。(`△´〃) で、今回にわかに注目され、なおかつ根強く「妙に反対」されてるのが「地熱発電」なわけなんです。しかも推進派もおりましてな、なんでしょう、かっての原発に似てるではないですか?(`∀´)と思いますが、逆の意味で政治的ニオイもしますのでな、ちょっと考えてみる事にした次第でございます。 さて、地熱発電の仕組みとはどんなモノなのか、ひもといてみる事にしましょう。まぁ、ぶっちゃけていうならばですな、火力も原子力も地熱も、はたまた今はやりの「バイオマス」も、発電の仕組みはまったく同じだと言う事です。つまり、「蒸気でタービンをまわして発電機をまわす」だけなんです。問題は「水を湧かすエネルギー」を何にするか。・・・・・ホントにそれだけなんですな・・・(ㆀ˘・з・˘)b 蛇足で言えば、水力と風力、そして太陽光の仕組みはこれらと違いますけれどね。これはあとにしておきましょう。けれど、けっこうこれが重大な意味を持ったりして(^▽^) 地熱発電の場合、マグマという巨大なボイラーがございますから、そこにある100度近くある熱水をくみ上げて、それを圧縮して蒸気と熱水と分けましてな、熱水はそのまま地下に戻すと共に、取り出した蒸気でもってタービンを回すって寸法なんです。で、この使用済みの蒸気はそのまま冷やして、熱水にしてまた地下に戻すか、あるいはほどよい温度の温水までにして「還元」しているって事ですな。 構造的に言えば、原子炉やボイラーが、地熱に置き換わっただけでございまして、燃料いらずですから実にクリーン。しかも電力の安定供給が十分可能ですよ~(= ̄▽ ̄=)V。、さらに、蒸気が還元された温水は、放射性物質などありませんし、言ってみれば「適温の温泉水」として再利用も出来ますよ。また、そうして共存している所もずいぶんと多いでございますなぁ。現に森町の濁川地区なんか、その還元水でハウス栽培がとても盛んでございますよ。 日本は火山国ですから、この地熱の資源の多さで言えば、世界第3位にもなるそうでございます( ̄□ ̄;) 何でも産業技術研究所という機関の試算によりますと、2347万kwにもおよぶそうですな。その後の試算でも3300kwと、もう大判振る舞いです。東京電力が誇る原発三兄弟(福島1、2、柏崎刈羽)の発電総量をかる~く超えちゃってます。しかも、温泉があるところなら建設は可能だと言いますので、ぶっちゃけ「大間原発」なんか作るのヤメテ、「大間地熱発電所」にしたらいんでないかい?(*`▽´)bとも思っちゃうわけですな。 ところがなぜかしら、この地熱発電所というのは、いまいち盛り上がりませんで、現在の発電実績はわずか57万kw(認可出力)に留まってるんですなぁ。しかもですよ、平成11年に八丈島地熱発電所が稼働して以来、今に至るまで一基も新設されることなく、また、建設計画もなかったというではございませんか・・・( ̄ω ̄;)ノノ ふむ・・こいつは何故なんでございましょうなぁ・・・。それは、開発を阻害する原因が必ずあるからなのです。全くあたりまえのことを言いましたが、よく言われていることが(1)コスト、(2)温泉組合など地元の反対、(3)適地が国立公園内 という事が挙げられておりますなぁ。さて、原発なら反対運動を押してでもやっちゃうのに、ヘンな話ですよねぇ(・0・)・・・ホントなんでしょうか。まぁ、原発のように「知らされていないリスク」もひょっとしたらあるかも知れませんしね。(`∀´〃) でも、なんかニオいますな~。これもひとつシリーズで検証する価値がありそうです。・・・・オイオイ,マタカヨ(ㆀ˘・з・˘)ノ(  ̄∇ ̄)b ↓お気に入りいただけたら、どれかにクリックをお願いします (〃ゝω・人) にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村
by hidemaro2005
| 2013-01-08 18:28
| 世相
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