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そうですね~、今までずっと先のことだと思ってましたらね、あ~た、年をとるごとに月日は早く過ぎるもんでございましょうなぁ。つい先日、人生80年のターニングポイント過ぎたと思ったら、そろそろ「老齢基礎年金」という言葉が、何となく身につまされるようになって参りましたよ。・・・(-Д-;)。仕事場にもそろそろ「勤続疲労」って感じになって参りましたしね~(^∀^* )
ただ、昨今は年金問題やら、支給開始を遅らせるだの、定年延長するだの、なんだか怪しげな事になっておりますな~。\(`ω´*)=3 しかしながら、あたしとしても恥ずかしながら、この年金自体の仕組みがよう解ってないところがあるわけですよ。したがって、どこをどう怒っていいのか分からないわけですな。これじゃあケンカになりません。・・(´-ω-`) ですから、あたしゃ毎度おなじみ、「検証シリーズ」で年金問題に対抗いたすことにいたしました。・・・オイ、マタカヨ(ㆀ˘・з・˘)ノ (  ̄3 ̄)b *そもそも年金って何だや?ヽ(・△・?)* という命題から入っていきましょう。年金というのは、手っ取り早く言ったら「軍退役後の保障」であり、戦死した軍人の遺族の補償的な性格を持っていたんでございます。 ですから、年金の始まりってのは、もともと明治時代にさかのぼるんでございます。(  ̄3 ̄)b 明治8年(1875)、海軍の退役軍人に対して、「海軍退隠令」というのが出されて、退役後の生活保障のために「恩給」を給付する制度が始まったんでございます。まぁ、命をかけて国に奉仕したんですから、お疲れ様の意味もあったでしょうが、いつまでもジジイに居座られたんじゃ、海軍自体の新陳代謝がなくなり、軍隊の弱体化を招くのを防ぐ仕掛けでもあったわけですな。 これはいいね!(=´∇`)ってんで、まぁ、陸軍軍人や官吏、そして教職員や警察官にも広がっていったわけでございます。国家国民のために長年奉仕した「恩給」という形の年金制度ができていったというわけでございますな。ま、これが今の「共済年金」の始まりでございます。(  ̄3 ̄)b ![]() じゃあ、年金ってのは、公に関する仕事についた人でないと、もらえないわけ( ゚∀゚ )カッ??というと、さにあらず。 だいぶ遅れましたが、昭和15年(1940)に「船員保険法」という法律が決められたんでございます。また、この制度には、初めて医療や労災保険もついておりました。この仕組みは現在の厚生年金とほぼ同様でございますが、これには「戦時体制」というものが絡んで参りまして、国策として進められたんでしょうなぁ。企業が掛金を年金原資という形で、まとまったお金が準備できるようになるため、国家総動員法下での戦費の一時調達に有効に働いたに違いございません。(  ̄3 ̄)b その後昭和17年(1942)には、工場で働く男子労働者にも同様の「労働者年金保険法」、昭和19年(1944)には女子や男子事務員にも適応できる、現在と同様の「厚生年金保険法」と名前も改められました。 さて、これで公務員には恩給制度、賃金労働者には厚生年金制度。として、国や企業が退職後の給付をある程度保障する制度が出来上がったわけでございます。( ̄∀ ̄)ゞ 戦争が終わり、国の仕組みもがらっと変わりましたので、今度は公務員の「恩給制度」が見直されたわけです。今までの官吏とは違い、「全体の奉仕者」となったわけでございますゆえ、恩給制度は、旧軍人を抜かして廃止されました。そのかわり、厚生年金と同様に、掛金を負担する共済年金に切り替わったわけでございます。(´Д`) 昭和34年(1959)に国家公務員共済組合が、昭和37年(1962)には地方公務員共済組合ができまして、ほぼ現在の制度が出来上がったわけでございます。 また、厚生年金も、昭和29年(1954)に制度が改善されてほぼ現在の形になったほか、私立学校の恩給制度と、厚生年金保険に加入していた私立学校が一緒になって、「私立学校教職員共済組合」が誕生しまして、現在の私学共済につながるわけでございます。(  ̄∀ ̄)b *では、こういった「勤め人」じゃない人たちの年金って、いつできたのけ?(・Д・?) 共済年金にも厚生年金にも加入していない、自由業や農林水産業などの人たちは、現在「国民保険」に加入してございます。では、このような制度はどうやってできたんでしょうね。( ゚∀゚)ノ 昭和34年(1959)に、高齢者を対象に福祉年金制度が始まったんですが、こいつは保険料がいらない社会福祉的なものでございました。本格的に年金制度としてスタートしたのは、その2年後の昭和36年(1961)でございまして、これまでどの年金にも加入できなかった自営業者なども加入できる、拠出型の仕組みにした「国民年金法」がスタートしたわけでございます。現在の「国民皆保険制度」はこの時点で確立したわけですな。(  ̄0 ̄)b さて、その後の経済成長とともに、それぞれの年金制度は充実していくわけでございます。世の中がもう高度成長期でイケイケドンドンでございましたからねぇ。厚生年金基金制度が作られまして、厚生年金の給付金が上乗せされて給付できる制度が生まれたわけです。さらには物価スライド制や、再評価制度など、景気上昇に伴う物価上昇(インフレ)に応じて給付される仕組みが整ったわけですな。厚生年金はこのように整備されていったわけででございます。 ![]() ところが、こういった中、年金をめぐる問題点もいろいろと表れてきたんですなぁ(ㆀ˘・з・˘)b というのは、この当時は、厚生年金、国民年金、共済年金、それぞれが違った仕組みを持っていまして、それぞれの格差感が広がっていたのですな。それぞれの生まれが違う制度だから無理もないことなのですが、こういった金に絡む問題はどうしても不公平を持つのは致し方ないことでございます。 また、高齢化の進行や生活の向上に伴いまして、掛け金と給付金とのバランスがどうも具合よくなくなってきて、将来的に破綻が予想されるという問題もございます。 国民年金は任意加入であるため、無加入で無年金者になる人が、特に女性を中心に増えてきたという問題もございました。 ヽ(˘・△・˘;) こういった問題に対応するために、昭和61年(1986)から年金制度が大きく変えられたんでございます。つまり、現在の年金制度の基本となっている「基礎年金制度」というやつですな、国民年金自体をすべての国民に共通の基礎年金として位置付け、すべての人がかならず加入するべきものとしたわけでございます。(  ̄3 ̄)b 【次回に続く】 ↓ お気に入りいただけたら、どれかにクリックをお願いします (〃ゝω・人) ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ![]() スパム防止のため、コメントを承認制にしました。お手数掛けますが、なにとぞご了承ください
by hidemaro2005
| 2013-06-12 00:26
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