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さて、それでは肝心のISISがどうして生まれたのかをひもといてみましょう。一部マスコミが「イスラム国」と直訳しているISIS(Islamic State of Iraq and Syria)は英語ではこのように名乗っています。簡単に言えば「イラクとシリアのイスラム集団」とでも言いましょうか。スンニ派の過激派組織の活動家たちでございます。この者たちがイラク北部のモスルという地域を制圧、シリアとの国境地帯を占領します。アラビア語では ダウラ・アルイスラーミヤー・フィー・アルイラーク・ワッシャーム」と言うそうで、その省略形は「 داعش=ダーイシュ」でございます。したがって、今後はイスラム教諸国との混同を避けるため、「ダーイシュ」と呼んだ方がよかろうと思います。
このダーイシュでの代表人物が、アブー・バクル・アル=バグダーディーという人物でございます。この人物が2014年6月に「自分はカリフである」と宣言するんでございますな。ということはここに「イスラム国家を建国する」といったと同じなんでございますな。さらに言うならば、「カリフ」とはムスリムにとっては、「ローマ教皇」と同じだと言うことでございます。 ![]() 実を言うと、この「カリフ」の位は、1924年以来ずっと空位だったんでございます。ですから、これを名乗ったという事は、全世界のムスリムの最高指導者は今から自分であるのだ・・!(`Д´*)ノ・・・と言っているのと同じなのでございます。そして、全世界に向け、「わがウンマー」に移住してこいと呼びかけたわけなんですな。これに呼応して推定80カ国以上からこの地に若者たちがなだれ込んだと言われているんでございます。その数は推定1万5千人とも言われ、もともとの構成員もあわせると、推定ではあるんですが、この集団の人数は5万人以上ではないかとも言われています。 たかだか5万人じゃないかと言えばそれまでですが、厄介なのは、これらの人数が、そっくりそのまま「テロリスト」であろうという事なんでございますよ。これは、悪人とかあぶれ者が集まったというわけではないのです。ここに「宗教」がもつ本質的な怖さがございます。いい方は悪いんですが「くそまじめ」なんですな。だから怖い、特に「原理主義」という存在は、寛容性がまるでないから相当に厄介なんでございます。 人は「理念」のみに走っちゃいますと、まったく他の世界が見えなくなり、考え方や行動が過激になるのは常なんでございます。いっちゃん最初に「ダーイシュ」のニュースに触れたとき、「カリフ」などという言葉が出てきた段階で、「こいつらはヤバイ」と感じましたよ。日本史で言うならさしずめ「一向一揆」といったところでございましょうな。 したがって、このものどもを世界がどう扱うか・・。これが問題なのでございますが、あたしの考えは極シンプル、人を脅して金を奪うのは、「犯罪」、人殺しとその宣伝行為は、万死に値する大いなる罪。この事に対しては決して市民権など与えてはいけないのでございます。難しいスタンスではございますが、そういう事しか言えないのでございます。 ![]() さらに言うならば、これらの者どもを「実力で壊滅」させたとしても、必ず残党は生まれますし、事態はさらにややこしく、陰湿なモノになるでございましょう。過去に「校内暴力」を正常化させた中学校の取り組みは「意識」と「仕組み」を変えることでございましたが、国際社会はこのノウハウができるかどうか、それは難しい課題でございますな。 もう一つ、気がかりなことは、この連中の行動に一貫性が見られず、「カリフ」と称する指導者が機能しているのかどうかなのでございます。つまり、この者達は脅迫と殺戮、さらには人権侵害といった非道なゴロツキ行為をしておるわけです。一説によるとアブー・バクル・アル=バグダーディー自体が空爆にあって、死亡もしくは重傷を負ったという情報もございます。それ故、各グループが勝手に動いていて、まったくの無法地帯になっているのではないのか?と言う懸念でございます。そうなれば、一筋縄では行きませんやな・・。なまじっか「イスラム国」なんて言うから、誤解してるんでないのかな。そんな気もするんでございますよ。 あたしゃ、もっとややこしい、「国」なんかじゃ説明できない厄介な存在になりつつあるようなそんな気がしてならんのです。また、命の危機に関わる話題はこの辺で止めときます。((((;゚Д゚))))ガクブル・・ ↓ お気に入りいただけたら、どれかにクリックをお願いします (〃ゝω・人) ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ![]() ![]() 密林shop DVD 本 スパム防止のため、コメントを承認制にしました。お手数掛けますが、なにとぞご了承ください ■
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by hidemaro2005
| 2015-02-08 23:06
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